有線LAN専用線で接続した相互バックアップPCの設定


PCが壊れたときのためにバックアップ用のPCを準備して、どちらを使って作業しても相互にバックアップできるように設定しました。

今回はグローバルIPアドレス接続とは別にして、有線LAN接続専用のアドレスを使って2PCのみの通信限定にしました。

ファイル共有ソフトにSambaを使い、共有フォルダを作って、そこで更新されたファイルが相互に反映されるようにします。

ちなみにSambaはWindowsネットワークへ参加するために開発されたソフトですので、Windowsファイル共有サーバとしても使えます。

PCの有線LANポートにケーブルを接続

データを大量に読み書きするので無線lanはあまりオススメしません。

できれば高速通信ができるケーブルが理想的です。

Sambaのインストール

まず、sambaが入っているかを確認します。

$ samba -V

Version 4.7.6-Ubuntu などバージョンが表示されればインストールされています。

入ってなければ

$ sudo apt install samba

でインストールして下さい。

Sambaユーザーアカウントの登録

Sambaのユーザーはubuntuのユーザーと同じでなければなりません。

例えば、[ubuntu-pc]という端末の「user2」というユーザー名だったら、sambaの登録ユーザーも「user2」にする必要があります。

Samba ユーザー登録コマンド (user2を登録)

 $ sudo pdbedit -a user2 (パスワードも入れます)

ちなみに登録ユーザーの確認は

 $ sudo pdbedit -L

登録ユーザーの削除は

 $ sudo pdbedit -x user2

パスワード変更は

 $sudo smbpasswd

ユーザー登録したら下のような画面になります。

samba user

共有フォルダの設定

共有フォルダは「共有したいフォルダ」を用意して「共有する」にチェックをすれば終わりです。

ここでは「share」というフォルダを作って、右クリック「プロパティ」を選択して、「ローカルネットワーク共有」タグへ移動して「このフォルダーを共有する」にチェックします。

その他のチェックは必要に応じて行います。

Samba設定変更

ローカルネットワーク内に限り、誰でも共有フォルダアクセスできるようにする

 $sudo vi /etc/samba/smb.conf で 下のように[share]設定を追加します。

Samba再起動

 $sudo systemctl restart smbd nmbd

ファイヤーウォールでsambaを許可する

ファイヤーウォールを稼働している場合はsambaポートを通過させます。

 $ sudo ufw allow samba で大丈夫でした。

有線LAN接続の設定

通常はブロードバンドルーターに接続して、共有するのですが、今回は有線LANを直接つないだので、専用のIPアドレスを設定しました。

 PC1:ubuntu-pc , ユーザー名:user , IPアドレス:10.0.0.1

 PC2:ubuntu-pc2 , ユーザー名:user2 , IPアドレス:10.0.0.2

これらを設定に入れます。

デスクトップ右上の「ネットワーク」をクリックして、「有線設定」を選択します。

まだ接続されていない「ケーブル非接続」の歯車の設定ボタンをクリックします。

「自動」を「手動」に切り替えて、「アドレス」と「サブネットマスク」を入力します。

それ以外の項目は今回は必要ありません。(ルーターに接続する場合はその他も入力します。その場合にはルーターに適応した固定IPアドレスになります。)

接続したら、ファイル画面に移動して、「他の場所」を選択します。

「ネットワーク」に接続先のPCが表示されたら成功です。

あとは、そのまま「share」フォルダへ移動して操作します。

ファイルへ移動する際に、ユーザー名やパスワードを求められたら、smb.conf設定ファイルがうまく機能していない可能性があります。

相互に共有フォルダを設定すれば、どちらのPCからでもバックアップできるので便利だと思います。

まとめ

バックアップ用の設定であるために、できるだけ簡単にしたかったのですが、割と煩雑になって少々手間取ってしまいました。

実際に使ってみると毎回バックアップすることが大変だったり、変更箇所がわからなくなった場合に、結局は全部入れ替えなければならなかったり、ということが判明しました。

つまり、作業PCとバックアップPCを明確にしなければ、変更が削除されてしまう可能性があるということです。

今後はファイルが変更されたらすぐにバックアップされるような仕組みにしていきたいです。


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